WORKS
CLIENT | honshokuhttps://www.honshoku.com |
TYPE | 商品ブランディング |
STORY | 食卓に愉快な風を。をコンセプトに持ち、食卓によろこびを提供するためのクリエイティブチーム。食の学校foodskole®︎、ごはんフェス®︎、食品ロス啓発事業など、と事業は多岐にわたり、食を豊かにするとてもあたたかいアクションを行っています。 ブレンド米のイメージは1993年に起こった「平成の米騒動」で粗悪品というレッテルを貼られた。タイ政府が貯蔵していたタイ米が日本で流通し、日本人の嗜好や炊飯器での調理に合わず受け入れられませんでした。本来ブレンド米は、食感や風味を計算し、付加価値をつけることができる楽しく美味しいものだと考えたhonshokuがオリジナルのブレンド米を開発しました。食生活のなかで特に印象に残ったときのお米の味を研究し、ブレンド米であのご飯の味を再現しています。 ケシキは、商品ブランディングからパッケージデザインまでを設計しました。 |
当初、パッケージデザインのみをご依頼いただきデザインを提案した際、企画メンバーそれぞれの主観が入り混じったことで、一回デザインの段階より前に戻りませんか?と提案し、商品ブランディングから関わらせていただきました。ブレンド米の立ち位置や、ターゲット層など与件の整理に立ち戻り、ブレンド米の新たな価値を見出すブランディングを行いました。
旅先の高揚感、旅館のおひつに移されたご飯のあの味「旅館の朝ごはん米」。友人たちと飲みに行ったあとの胃袋にかき込んだあの味「〆の茶漬け米」。
生活のとあるシーンを切り取った商品名なので、それに基づくストーリーを絵日記風に表現した。食べたひとの頭の中にある、あのシーンを思い描きながら食べてもらえるようなビジュアルにしました。
お米は、日本人にとって生活必需品だが、ブレンド米は趣向品としての「セカンドライス」というポジションをとりました。コーヒーを連想してもらえると趣向品としてのお米が、消費者にとって受け取りやすいカタチになると考え、コーヒー豆が入っている袋を採用しました。そこに、和紙テイストの紙と墨汁で描いたイラストにより、和のデザインコードもバランスよく取り込み、新たしいポジションの差異化されたお米のパッケージになりました。
商品ブランドロゴは、お米が手のカタチに並んでいます。農家の人の手、ブレンドをしたお米マイスターの手仕事を表現し、1993年に苦肉の策でブレンドされたものとは一線を画すものだと言うことがロゴからも伝わるように設計しました。
Thank you for watching.
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